AJBのこれから
日本のインターネットを高齢者のサンクチュアリに


AJBがウェブサイト制作を始めた1995年1月、日本のドメイン数はor.jp, co.jpなど全部合わせても2206。それから18年、2013年6月1日現在、その数1,337,133。18年前の600倍以上です。
インターネット黎明期、ネットに接続するためには、パソコンに付けたモデムでプロバイダに電話をかけ、必要なときだけ接続するPPP接続が大半でした。そんな時にインターネットが近い将来的には電気やガスのように栓をひねればすぐに使えるインフラになると言われてもにわかには信じがたかったのをよく覚えています。しかし実際はそういう識者の予測を超え、今やインターネットは水道やガスのように栓をひねる必要すらない、いつでも私たちの周りにある空気のような存在になりつつあります。
こういう今もネット社会はどんどん発展整備され、「ネット限定」「ネット申請ならお得」などリアルとネットでサービスや価格に差をつけてネット利用を促しています。このまま行くとネットを上手に利用できる人とできない人ではQOLに大きな差がでてくるでしょう。ネット社会なのでネットが使えないと不利なのは当たり前といえば当たり前ですが、同じお金を払っても、ネットを使える人はスーパーに行って重い荷物を持って帰る必要がなく、ネットを使えない人は生鮮食料品の宅配も利用できないかもしれない。暇な時に自宅のPCから送金するととても楽なのに、ネットが使えないと、銀行が開いている時間に出向いてATMの前で待たされて余計な時間がかかる。
AJBでは、世界に類を見ない高齢化社会のインターネット環境では、アクセシビリティが整備されたバリアフリーな環境であることがまず必要であるということから「日本のインターネットを高齢者のサンクチュアリに」を掲げて、日本中のウェブ全てをアクセシブルにすることを目標に、高齢者が不自由なくコンテンツを利用できるような、ウェブサービスやアプリなどを提供し、その分野における先達として世界に貢献致します。